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お見合い業者を通しての結婚
近年の日本は国際化が進み外国人との結婚も日本人同様一般的になってますが、ロシア人との国際結婚も増加しています。
ただ一部の地域を除いて日本に居住するロシア人はそれ程多くなく、知り合える場所も限られます。
そこでロシア人との出会いの一つに「お見合い業者を通しての結婚」があります。
この結婚は、男性に強い結婚願望があるもののロシア人女性と知り合える機会が少ないので、やむを得ず業者に依頼する場合です。
普段から仲の良い女友達がいたり女性と交際した経験がある人は、業者の言いなりにならず自己判断できますが、これまで殆ど女性との付き合いが無かった方は判断ができなくなり、業者の言いなりになり不本意な結婚をするケースです。
増して結婚願望は高いので、自分の好みではない女性にでも結婚に同意する男性が多いです。
業者もそのことをよく理解しており、HPではきれな女性の写真をたくさん掲載しておきながら、いざ現地へ行くと自分の好みではない女性を紹介させられて、否応なく結婚したといった被害報告があります。
そもそも綺麗なロシア人女性は、わざわざお見合い業者に依頼することなく結婚できます。
語弊があるかも知れませんが、残念ながら業者を通して現れる女性は業者と結託しているか、自国から離れたい(出国したい)ケースが多いです。
ロシア人女性が日本人男性と結婚する場合は、「愛情」より「お金」に重点を置く女性が多いです。
勿論、純粋に日本人男性が好きで結婚するロシア人もいると思いますが、そういう女性は、お見合い業者に依頼することは少ないでしょう。
日本のことが好きでない限り、最初から「日本人と結婚したい」ということ自体、不可解なものです。
結婚とは「国籍」でするものではありません。
お互いが「愛しあって」、「信頼感が生まれて」、結婚をするものです。
決して、国籍を求めて結婚しません。
近年のロシアは、一時期経済成長しましたが一般市民の生活はまだ慎ましく、給与も日本と比べて高くありません。
いくら日本経済が停滞していても、外国人から見れば日本は先進国でお金持ちというイメージが今もあります。
そんな国へ行くことが出来て、生活に困らない生活ができれば、少々気に入らない男でも結婚しようと考える女性も出てきても不思議でありません。
でなければ、1回のお見合いで結婚することはあり得ません。
そういったことを踏まえてお見合いしないと、後で後悔するかも知れません。
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ロシア人パブやスナックで知り合って結婚する(または結婚をしたい)ケースもあります。
この場合で問題になるのが、そのロシア人のビザ(在留資格)です。
外国人がパブやスナックで働くには、「日配」、「永住者」、「定住者」等のビザが必要です。
以前は「興行ビザ」で入国していたロシア人もいましたが、現在興行ビザの審査基準が厳しくなったので、取得者はかなり減りました。
また、興行ビザで接客はできません。
たとえば、「日配ビザ」を持っているロシア人は、日本人と結婚しているケースが殆どで、そういった女性と交際することは不倫(不貞行為)になり、相手方の配偶者から訴えられる可能性があります。
また、「永住者ビザ」を持っている外国人は相当年数日本に滞在しているので、なかなか日本人を恋愛対象で見ないでしょう。
そうなると、付き合いの対象になるのが、留学生や不法残留している人です。
留学生は入管から許可を得れば週28時間アルバイトできますが、風俗営業に関する仕事は禁止されています。
不法滞在者は元留学生が多く、留学ビザを更新できなかったり日本語学校を修了したものの、ビザの変更ができなかったり、期日までに帰国しなかった為に不法滞在になるケースです。
こういった外国人は、これかも日本でお金を稼いでいきたいので、どうしても就労できるビザを欲しがります。
その為に、一番手っ取り早いのが、日配ビザです。
日配ビザは、これら外国人にとって「プラチナカード」と呼ばれています。
何故なら、日配ビザがあれば、日本で法律の範囲内であればどんな仕事にも就くことができるからです。
日本人はロシア人の若くてきれいな女性に魅力を感じて結婚を意識しますが、ロシア人は日本人をそういった魅力を感じて結婚を意識しません。(勿論、純粋に好意を持って交際する人がいることも事実ですが、少数です。)
スナックに勤めている女性とお客が、恋仲になる。
ドラマや映画の世界ではあり得ますが、現実の世界ではなかなかありません。
女性は営業上客の気をひかせるものの、結局恋仲になれず、スナックの売り上げに貢献させて終了、といったケースが多いのではないでしょうか?
たとえ交際しても3ヵ月から半年程度の付き合いですぐに結婚というパターンが多く、日本人との交際のように3~5年も付き合っているケースは稀でしょう。
それは何故でしょうか?
ここまで読まれると、答えは分かりますね。
私は、国際結婚を否定する気は毛頭ありません。
しかし、お互いの言葉や文化を理解出来なくて、どうやって結婚生活を送れるでしょう?
日本に住んでいるから「日本語を話せ」や「日本の文化・習慣を理解しろ」では、到底、結婚生活を継続できません。
お互いに打算での結婚は、論外です。
パブやスナックでの出会いで結婚することは、否定しません。
付き合ってから、どういった経緯をもって結婚するかが、一番大切です。
それをしっかり説明できなければ、日配ビザの取得は困難です
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現在入管の日配申請は、「偽装結婚」を前提に審査します.
勿論、真正の結婚なら、何ら問題なく日配ビザが交付されます。
例えば留学で来日したロシア人がそのまま日本の企業に就職して日本人と知り合い、数年間の交際後に結婚する。
こういった、普通ならごく当たり前のプロセスが出来ていれば、日配ビザに変更できます。
これが知り合って結婚に至る恋愛のプロセスです。
日本人同士の結婚も、殆どがこのような経緯を辿るはずです。
即ち、
① 友達からの紹介
② 友人として付き合う
③ 恋愛関係になる(恋人として交際する)
④ 機が熟して結婚する
となります。
しかし、日本人同志で③の交際期間が5年~7年にもなるのに、「結婚に至るまでに何らかの障害があり、結局破局してしまった。」と、いうことも結構あります。
日本人同士でも、結婚に至るまで紆余曲折があるのに、言葉や習慣の違う日本人と外国人が短期間で知り合って、共同生活を送るのは生物学上も困難です。
それも知り合って数週間での結婚や、知り合った場所がパブやスナックでの客とホステスとの関係では、第三者が見ても不自然な関係に映ります。
どんな打算があろうが、当人達にとっては一応真正な結婚であるなら、それはそれで良しとします。
但し、結婚とビザの交付は別問題です。
入管は普通の人の目で審査をします。
不自然な経緯での結婚は厳しく審査します。
そして、一回不交付・不許可になると、当分の間は申請できません。(勿論、申請できますが交付・許可は難しいです)
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せっかく外国人と結婚できたのに、配偶者ビザが交付されない、といったケースは多いです。
入管申請の問題で一番多いのが、偽装結婚です。
新聞でも毎月のように「偽装結婚で逮捕」といった記事が出ています。
個人間での偽装結婚もあれば、暴力団反社会的勢力や(暴力団)や仲介業者(お見合い業者)が、仲介するケースもあります。
これは既に社会問題になっています。
それだけ偽装結婚は、外国人と結婚を求める人にとって、いつでも起こりうる問題でもあります。
では、偽装結婚と疑われない為には、どうすれば良いのでしょうか?
答えは至極簡単です。
お互いに愛し合い、信頼できるようになってから結婚することです。
その為には、当然3週間や3ヵ月の交際ではできません。
何年も時間をかけていく必要があります。
このプロセスがしっかり経過することで、入管は二人の結婚を真正な婚姻として認めてくれます。
ただ、どうしても短期間で結婚に至ってしまったケースもあります。
そのような場合でも、日配ビザを取得することが可能です。
そういった方は、当事務所へご相談下さい。
まずは、お電話下さい。
072-232-0123
きっと、解決策が見つかるはずです。
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一番の問題は、「言葉」の問題でしょう。
日本人にとって、ロシア語は身近な言語ではありません。
また、字体も特殊で、初めて見る人には、何が書いてあるか全く分からないでしょう。
これはロシア人にも同様で、日本語は全く別世界の言葉です。
近年TVで、韓国語や中国語でのドラマや映画が多くなっていますが、ロシア語は特殊なチャンネルでしか視聴できないでしょう。
次に「生活習慣の違い」でしょう。
日本とロシアの生活習慣が全く違います。
日本でロシア人のような生活することは、困難でしょう。
また、日本人配偶者の親や兄弟姉妹と同居する場合は、周りとの関係が出てくるのでもっと大変になるでしょう。
国際結婚するということは、相手の人格を尊重する必要があります。
これを否定すると、短期間で離婚する可能性が高くなります。
日本人同士も同じですが、外国人と結婚する場合は相手の事を理解して、精神的ケアーをしないと短期間で離婚するケースが発生します。
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